認知症の種類

 

認知症とは、
脳細胞が死滅して
記憶にあったことを次々忘れていく病気、
と総体的に考えられています。

でもひと口に認知症と言っても
その原因によっていくつかの種類があるのです。

細かく分類すれば数十種類とも言われています。

ここではとくに患者数の多い3大認知症、
また4大認知症と言われている種類について見てみます。

 


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3大認知症とは、
脳の変性によって起きる次の3つの認知症です。

(1)アルツハイマー型認知症

(2)レビー小体型認知症

(3)前頭側頭型認知症

 

そして
4大認知症とは、
上記にこれを加えたものです。

(4)血管性認知症

これは脳血管障害によって起きる認知症です。

 

じつは認知症はこの4種類だけでなく、

内分泌性のものや、
性感染症によるもの
頭部外傷によるもの
脳腫瘍などによるもの
ビタミン欠乏によるもの

等々細かな種類があるのです。

 

これにはちょっとビックリです!

頭の怪我や病気から引き起こされるというのは
なんとなくわかりますが、

内分泌性や性感染症、ビタミン欠乏って
脳とは無関係のような気がしますよね。

 


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でも
そういえば

母の認知症検査のとき、
医師が「血中のビタミンも調べる」と言ったのです。

ビタミン欠乏による認知症かどうかを
調べたわけですね。

結果は、それではなかったのですが。

 

古い時代の貧しい食生活ならビタミン不足もありえますが、
飽食の現代ですから
ビタミンは十分摂取されていると思いますね。

たまに
偏った食生活をしている人がこのタイプの認知症に
なるのかもしれません。

 

日本で最も多いのはアルツハイマー型認知症で、
認知症患者全体の50%を占めています。

次に脳血管性認知症が20%
レビー小体型認知症が20%

残り10%は
前頭側頭型認知症やその他の細かな種類が含まれます。

 

認知症という病気は、
対応が難しい病気です。

それぞれの種類を理解しておくことで
対応の仕方も変わってくるかもしれません。

 


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