認知症とは

 

認知症高齢者は
かつては“痴呆症”“ボケ老人”と呼ばれていました。
「認知症」と呼ばれるようになったのは2004年から。

認知症患者は2012年で約462万人いました。

予備軍の約400万人を合わせると、
65歳以上の高齢者の4人に1人の割合。


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高齢化社会が進む今後はもっと増える見込みです。
もし自分の親が認知症になったら・・

もし自分が認知症になったら・・

 

ninchikoureisha

 

あなたが40代で、
今は認知症なんて無関係だと思っていても、

ふとそんな不安を感じるときがあるでしょう。
認知症は急速に広まっているのです。
認知症とは、脳の病気です。

さまざまな原因で脳の細胞が死んでしまったり、
働きが悪くなって障害が起こったり、
生活するうえで何らかの支障が出る状態。

認知の障害に応じて人格変化を伴うことがあります。

 

最近は良い薬もいくつかあるので
早めの対処で少しは進行を遅らせることができます。

しかし
家族でさえも注意していないと気付けない場合もあり、
相当進行してからでは治療が難しくなります。

認知症の兆候を見逃さないようにすることが大切です。
では具体的にどんな兆候が見られるのでしょうか?
置き忘れやしまい忘れが多くなり、
しょっちゅう探し物をしている。

何度も同じ話をしたり、
同じ事を繰り返し聞いたりする。

ついさっきのことを忘れる。

ただでさえ
年をとると新しいことを覚えにくくなりますね。

認知症では新しい記憶から古い記憶へと
逆順に消えていくので、
さっきのことは真っ先に忘れるのです。

昔の職業や会社名、学校名、
友人や親戚の名前などを思い出せない。

年月日や曜日、時間の感覚がわからなくなる。
心当たりがありますか?

親ではなく、
自分自身に心当たりがある人は要注意ですよ!
(おどし?)
しかしこれらは普通の“物忘れ”と似ているので
初期には判断が難しいです。
単なる物忘れと認知症は
どう見分ければよいでしょうか?
決定的な違いはこれです。

単なる物忘れは、
あとで思い出したり、
指摘されるとすぐ気づいたりします。

しかし認知症は、
思い出せないのです!

その記憶は
まるで消しゴムで消したかのように
二度と浮き上がってこないのです。

(この消しゴムのたとえは韓国ドラマの受け売り)
(*;ω人)ゴメンナサイ


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単なる物忘れなのか認知症なのかの判断は、
男性と女性では異なった対応が必要ですね。

おしゃべり好きな女性ならわかりやすいですが、
無口な男性だとわかりにくいですからね。
私の父親は無口だったので気づくのが遅れました。

居間でじっと座椅子に座って新聞を読んでいる様子からは
判別しにくかったのです。

あえて話しかけてみると
「あれ?変だな」と思うことが出てきます。

これまでの父親とは違うものを感じます。

意識して観察してみると、家族にはその違いがわかります。

 

母はおしゃべり好きで社交家なのでわかりやすかった。

何度も同じ事を言ったり、
さっき決めたことを忘れたりします。

母は毎日食材の買い物をするのですが、
すでに家にあるのと同じものを買ってきます。

消費期限の切れたものがいくつも冷蔵庫に入っているのを見て、
最初はもったいないと思いました。

次第にそれが
消え落ちた母の記憶のかけらのように思えてきて、
悲しくなりながら捨てています。
あなたは最近父親母親と話していますか?

遠く離れて生活しているとしても
時々電話して様子を伺うのはよいことです。


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